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探検隊

気になるお店、気になる場所
行ってみたい !行ってみよーーーっ!

ってことで、こだいら探検隊、好奇心いっぱいでこだいらのまちに繰り出しまぁ〜〜す♪

今回の探検隊訪問先は、


杏仁豆腐専門店 杏’s Cafe(あんずカフェ)』さん を訪ねました。


これがうわさの杏’s Cafeだ

「多摩の逸品コンテストで、入賞した杏’s Cafeの杏仁豆腐、
知ってる?」
「すごくおいしいらしいよ。」

そんな小平雀のさえずりが聞こえてきました。

「すごくおいしいらしい」その一言を聞いて黙ってはいられません。

そこでやってまいりました。
花小金井駅から徒歩5分。
多摩信のある通りです。

ドアに塗られた白のペンキと窓の赤色がひときわ鮮やかな店、
それが『杏’s Cafe』です。

レポーター宗像がお届けします。

登場!頑固親父!?

「お店の宣伝をしないらしい」
「店構えが、アジアンテイストで入りにくくって、入らずに帰ってきたの」
「マスコミ嫌いらしい」
「こだわりが相当強いのかも」
「商売っ気がないらしい」
「がんこ親父か」

さまざまなうわさが憶測を呼び、頭の中で作られた杏’s Cafe店長のイメージは、
「気にいらねえなら帰ってくれ!」と怒鳴る頑固一徹おやじ。

ところが、店に入った私を出迎えてくれたのは、なんともやさしそうな色白の青年でした。

「あの〜、お店の外観は、やはりこだわりがあるんでしょうか」
「いや、お金をかけると大変なんで、とりあえず自分で塗れるところを塗ろうかなと」
「え?それで窓だけ赤いの…」

……。

「あの〜、商売っ気がないと伺いましたが」
「そんなことはありませんよ。宣伝してくれるならいつでも協力します」
「え?宣伝する気、あったんですか?」

……。

「味さえ本物なら、あとはどうでもいいと思っていたけど、それだけじゃ商売って、だめなんですねえ」

そうだったのか。
頑固親父などではなく、商売のちょっぴり不得手な青年だったらしいのです。

商売の不得手な青年。商売を始める
宣伝に頼らず、徐々に口コミで評判になってきた杏’s Cafeさん。
いったいなぜ「杏仁豆腐」なのでしょうか。

もともと中華料理が好きだった中川さん。最初の中華料理との出会いは、小さいころにみた中華料理のシェフが中華なべを軽々と振っている姿でした。

『かっこいい…。』

一目でその姿にほれた中川さん。
高校を卒業して中華料理の勉強をして、上海留学までしたそうです。
もう少しで中国の調理師免許のをとれるところだったのに、中国語の読み書きができず、実技はOKだったものの筆記で落ちたとのこと。

ああ!
こと味に関しては徹底して本物志向なのに、ほかの面では詰めが甘い! 

…はっ!
失礼しました。

中国の調理師免許の免許は取れなかったものの、しっかりと本場で経験をつんで帰国、中華料理店で勤務を始めました。

30歳までに独立しようと思っていた中川さん。
ただの中華料理屋ではつまらない。
何か独創的なお店をやりたいなあと考えていました。

ふと、杏仁豆腐の専門店ってないなあと思いつき、どうせやるなら、とことん本格的にこだわってみようと考え、はじめられたそうです。

杏仁豆腐の正体は!?


これが杏の種の中身。杏仁豆腐の素になる

杏仁豆腐と言えば、寒天と牛乳とお砂糖を煮てから冷やして固めると思っていた宗像、杏仁の正体を聞いてびっくり。

みなさんはご存知でしたか?

杏仁というのは、杏の種の中身のことだそう。
杏の種の中身には3種類あって、皇杏、南杏、北杏と3種類あり、杏’s Cafeでは3種類を独自のブレンドで作っています。

杏仁は漢方の食材としても知られ、杏仁からとれるオイルは肌の資質にとてもよく似た成分。
だから美肌にとてもよいのだとか。さらにビタミン17が多く含まれがん予防にも効くそうです。
風邪でのどが痛いときにものどごしがつるりんと気持ちがいいとは思っていましたが、本当に体にいいものだったのですね。

さてこの杏の種を一晩水につけて、ミキサーで攪拌。
絞った汁が杏仁の素。これがあの独特の香りをかもし出してくれるのです。


極・杏仁 見かけは地味だがおいしい〜♪

杏’s Cafeの杏仁豆腐は、ゼリーと寒天と両方入っています。
配合は企業秘密!

40度で寒天は固まりゼリーは溶けてしまいますが、それをどうやってひとつに融合させるのでしょう?
これも企業秘密!
まあ、理屈はどうでもいいかもしれません。

まずは一口いただいてみましょう。

中川さんおすすめは、やはり極・杏仁。

硬めとやわらかめと2種類あります。どちらも食した食いしん坊の宗像。
どちらも絶品!逸品!さすが多摩の逸品に選ばれただけのことはあります。

硬めもやわらかめも、甘すぎずクリーミー。
食感は若干異なります。


ぷるるん杏仁豆腐がいっぱ〜い

硬めの杏仁は、寒天が多めとのこと。でも味に変わりはありません。それは生クリームを多めに入れているから。
とろ〜りと口の中でとろける杏仁は、えもいわれぬ味わいです。ぜひみなさん召し上がれ。

他にもオリジナル創作杏仁豆腐がそろっています。
「コラーゲンたっぷりマシュマロ杏仁豆腐」「りんご煮の杏仁豆腐ハイビスカスシロップ添え」「アロエ入りライチゼリー杏仁豆腐」などそそられるネーミングのニューフェイスが続々登場。これも中川さんの日々の研究の成果です。

多摩逸品コンテストで受賞

2階には落ち着いた個室もある

一人でコツコツ味を作り上げてきた中川さん。
「これでいいのかなあ。」と自信がゆらいできた時期がありました。

そんなとき、飛び込んできたのが多摩の逸品コンテストの話。
だめでもともとという気持ちで思い切って応募した中川さん。
結果は大正解でした。

逸品コンテストの会場で、実際に多くの人が目の前で食べてくれ「おいしい、おいしい」といってくれたことは、本当にうれしかったと中川さん。
しかも受賞の喜び。大きな自信につながりました。

実はお店は3年契約で借りているとか。
11月3日で1周年を迎えた杏’s Cafe。
あと2年で今のお店を出なければなりません。

大手スーパーから店においてほしいという話がありましたが、1日1000個の納入は不可能で、泣く泣く断らざるを得なかったとか。
中川さんは、あと2年でまずは小平でもっと知名度を上げ、お客を増やし売り上げを上げ、人も雇えるようになりたい。
そんな計画でいます。

何年たっても小平で、ぜひおいしい杏仁豆腐を作り続けてくださいね。

 

こだいらネット「杏’s Cafe」さんのページ

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written by 宗像

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