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探検隊

気になるお店、気になる場所
行ってみたい !行ってみよーーーっ!

ってことで、こだいら探検隊、好奇心いっぱいでこだいらのまちに繰り出しまぁ〜〜す♪

今月の探検隊が訪問したのは、
NPO法人ふれあいアカデミーです。

アカデミーという名前からして、
とっても“教養あふれていそうな人たち”。

教養不足リポーター・ヨシダは、かなり腰引け気味で行ってまいりました。

少子高齢化社会に対応する小平をと活躍中
理事長・長谷川稔さんも会社員を退職後、本を出版、それがきっかけでテレビのコメンテーターも経験。中央大学経済研究所 客員研究員でもいらっしゃいます。

ふれあいアカデミーの方々は、近い将来訪れる少子高齢化社会に備えて、小平の街を元気にしようと活動しています。

では、どんな人々がそのメンバーなのでしょう。

メンバーは30名ほど。
うち7割弱は小平市民ですが、残りは近隣の東久留米市や府中、中には都内に暮らす方もいるそうです。

もとは異業種の交流・情報交換が目的の「東京学際情報研究会」が母体。その後「小 平市生涯学習インストラクターの会」と合流して、今にいたっています。

そんなメンバーは、一級建築士や社会保険労務士、中小企業診断士など、さまざまな国家資格や経験・経歴をお持ちの方々が多く、そのうち10名ほど(主に大学教授や専門家の方々)は、全体アドバイザーという立場の方たちです。まさに頭脳集団そのものです。

(やっぱり・・・想像したとおりでした ^^;;)

そんな経歴・経験豊富なメンバーたちが、小平市の商工会や社会福祉協議会と協働で、さまざまな企画を立て、地域に眠る人材を掘り起こしたり、ネットワークを作ったり、人も街も活性化させようと2001年からはNPO法人として活動しています。

その活動は大きく次の3つ
1)生涯学習活動
2)広報・情報活動
3)地域貢献活動

に分けられます。
メンバーが講師を務める生涯学習活動
メンバーの一人安倍喜美子先生(調理師・「栄養と料理」1級インストラクター)が講師を務め、ひと工夫で美味しくできる手料理を指導しています。

生涯学習活動としては、
年2回、中央公民館で行なう「家庭クッキング講座」や、
週1回市内3カ所で開催される「60歳からのそろばん 右脳いきいきクラブ」や、
「ふれあい写真講座」など。

どれも、メンバーが講師を務めています。さすが人材豊富ですね。

「家庭クッキング講座」は、毎回好評で「家庭でつくる美味しいラーメン」や「地元農産物を利用したスタミナ料理」と、一般の料理教室では学べないような身近かで役立つ内容。
マンネリ気味の献立に悩む主婦歴ン十年の私も、ぜひ参加して学ばなければと思いました。

と同時に、自分のことは自分でできることが、誰にとっても生きていくうえでの基本。そのためにも学んでおくべきは料理です。
厨房に入らない夫たちをぜひ送り込みたい講座でもあります。

緊張感と和やかさのあふれるそろばん教室。

「60歳からのそろばん 右脳いきいきクラブ」も活気あふれる人気講座です。
最近、言葉が出ない物忘れが……と不安な方、楽しくワイワイと脳を活性化してみませんか。
私も、これはぜひ参加しなければ!と切実に思っています。

さらに、メンバーの一人紺野文平さん(当NPO法人副理事長)が講師として開いているのが「ふれあい写真講座」。
受講メンバーが撮った写真は、上水新町地域センターのみどりのギャラリー展示場に提供。
『花のある風景』などそのたびごとにテーマを決め、一定期間ギャラリーを飾ります。センターを訪れる人々に近隣の自然の豊かさを伝えてくれると同時に、憩いのひと時も提供してくれています。

どれも健康、仲間作り、いきがいづくりにつながるシニアにピッタリの魅力的な講座ばかり。

こういう場があれば、歳を重ねても健康を保ちつつ、仲間を増やし生き生きとこの街で暮らしていけますね。
退職シニアや、地元事業主を応援して地域に貢献

地域貢献活動としては、「地域活性化のためのビジネスサポートを考える」や「いきいきセカンドライフの楽しみ方」と題する市民フォーラムを、小平市民活動支援公募補助事業として毎年行なっています。

さらに、小平商工会から「70歳まで働ける企業 創出事業」の依頼を受け、メンバーが各事業主さんを訪ね、調査・啓発活動に携わりました。

「このような協力依頼をいただけたのは、私たちへの信頼も高まったのだと思います」とちょっと誇らし気に、長谷川さんは語っていました。

着実に実績を積み重ねているふれあいアカデミー、2009年11月からはさらに新たな企画として、団塊世代「ふれあいサロン」を小平市社会福祉協議会との協力事業としてスタートしました。

セカンドライフを模索する人々と講師が、地域との結びつき、就業、生きがい、自己実現など、お茶を飲みながら肩肘張らずに語り合って学ぶ、そんなサロン形式の講座(全8回)です。

市民フォーラムの参加者の大多数から「ライフスタイル設計の参考になった」という嬉しいアンケート結果が。 地域デビューへの実践を学べると好評の「ふれあいサロン」。取材当日の講師はメンバーの一人、「60歳からのそろばん教室」の講師も務める佐々木祐治さん。
外部とともに内部への広報・情報活動
隔月で発行される『ふれあいアカデミー』。

市内で行なわれるNPOフェスタなどに参加して、自分たちの活動を外部に積極的にPRする一方、主にメンバー向けに隔月で『ふれあいアカデミー』A4判4ページを発行しています。

中でも「NPO活動の実践」と題する長谷川理事長の文章は、実践者ならではの思いや気付きがあふれ、同じようにNPOを運営する方々にもきっと参考になる内容だと思います。

また、活動報告や、エッセイふうの「時の声」、本の紹介「ほん棚」、寄稿文などもあり読み応え十分。
表紙を飾るのは、もちろん「ふれあい写真講座」を担当する副理事長・紺野文平さんの写真です。

モノクロなのは残念ですが、そこに添えられた文章もまた秀逸です。
その1つをご紹介しましょう。

 

「コサギ」玉川上水の橋の上からパンをちぎって撒くと、様々な動物の生態が分かります。
工程順に、橋の上にこぼれたパン粉はドバト、橋と水面の間ではヒヨドリが空中でキャッチ、水面では鯉と小魚、少し流れてカルガモがパンを食べる。そこへコサギが来ることがある。コサギを見たときパンを食べに来たと誰もが思う。次の瞬間アッと驚く、コサギはパンに集まった小魚を素早く捕まえて飲み込む。流石に鷺(詐欺師)だ。振り込め詐欺にも要注意。(写真・文 紺野文平)


小魚を捕まえたコサギ。玉川上水・西中島橋より紺野文平さん撮影。

人を地域で活かす頭脳集団

当ふれあいアカデミーを引っ張っている理事長・長谷川さんも、副理事長・紺野さんも転勤などで小平市に住むようになって40年ほど。
小平市を心から大切に思っています。

「小平市の豊かな緑、玉川上水が好きです。この自然環境を守って欲しいですね」(紺野さん)

「市内に大学が6校もあります。ぜひ、大学と地域がつながることで、お互いにとってよりよい何かを産み出せたら、と思っています。一人でも多くの人が私たちの仲間になって、ぜひ一緒に活動してほしいです」(長谷川さん)。

「地域の人のためにこんなことをしたい」そんな思いがある人を、ふれあいアカデミーは豊富な人材とネットワークでバックアップしてくれます。
まさに、地域の人々を地域で活かしてくれる心強い存在です。

お話を聞くにつれ、ふれあいアカデミーの方々が活躍する小平市がもっともっと住みやすく活気づきそう、そんなワクワクした思いが湧いてきました。

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written by 吉田和子

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