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探検隊

気になるお店、気になる場所
行ってみたい !行ってみよーーーっ!

ってことで、こだいら探検隊、好奇心いっぱいでこだいらのまちに繰り出しまぁ~~す♪

▲商店街のコミュニティの場、光ヶ丘ふれあいスペースはイベント時にも活躍!

今月の探検隊は、光ヶ丘通り商店街です。

花小金井駅南口から徒歩5~6分のところに光ヶ丘通り商店街があります。

住宅街に隣接して東西に延びる長い商店街で、このところ

「100縁商店街」や「夕やけ市」

などでとても盛り上がっているという噂を聞きつけ、さっそくお邪魔してお話を伺ってきました!

レポーターはこだいらネットサポーターの足達と、今回デビューの佐田です。

「100縁商店街」をやりたい!
▲会長の川上さん(右)と副会長の井ノ上さん(左)
▲斎藤一成さんの本『100円商店街の魔法』

光ヶ丘商店会副会長で青年部長の井ノ上章一さんはサラリーマンをしていましたが、3年前に会社をやめ、実家のミートショップいのうえを継ぐことになりました。

「会社の仕事はとても忙しいけれど充実していたし、やめたくなかったんです。でも、家庭の事情もあって商店街に帰ってくることにしました。」

多くの商店街と同様に、光ヶ丘商店街も近年は店舗数が減り、活気が薄れてきていました。

「なんとか商店街を盛り上げたいと思っていた時に、山形県の斎藤一成さんがやっている『100縁商店街』のことを知ったんですよ。」

商店街みんなで100円で物を売って、お客様に来ていただいて楽しんでいただく。
そうしてたくさんの縁を作るというのが『100縁商店街』です。

井ノ上さんは、商店会の仲間3人で秩父の商店街で行われた勉強会に行き、斎藤さんのお話を聞いてきました。

「これはぜひやりたい!と思って、商店会の皆さんを説得するために斎藤さんをお招きして、ふれあい商店街のスペースで話をしていただきました。」

そうはいっても、商店街の皆さんがすぐに賛同ということにはならなかったそうです。

「最初はやはり後ろ向きの声も多かったです。
『100円で何ができる?』とか『100円では儲からない。お金が出ていくばかりで何が楽しい?』とか。」

確かに100縁商店街をやるには宣伝用のチラシやのぼりを作ったり、先生に来ていただくのにもある程度のまとまったお金が必要です。
それだけの経費を商店会から出費するだけの価値があるのかどうか。疑問が出てくるのは当然です。

「でも、商店街を元気にするには何かやらないとダメだ、とぼくは思っていました。」

若い人の力を生かす!

そんな井ノ上さんの気持ちを後押ししてくれたのは、商店会長でサンマルタン(フランスパン店)のご主人の川上さんでした。

「100縁商店街で、右肩下がりの商店街にカツを入れるのもいいのでは?と思いました。若い人は情報が速い。若い人に入ってもらって商店街に元気が出てくれば、若い人たちが店を継ぐようになる。早く手を打たなければもう時間がない。そういう話をして、商店会の役員にも半分くらい若い人たちに入ってもらいました。」

こうして若手の一人として商店街の副会長になった井ノ上さんですが
『役がついたからといって人がついてくるわけではなく、信用がないと…』と、思ったそうです。

100縁商店街に来てくれたお客さんは、入ったことのない店に入ってくれること、食べ物がおいしければまた来てくれること、お客さんとのつながりが生まれることを訴えて、会の皆さんを一人一人説得しました。

「ノウハウは山形の斎藤さんのものがある。かかる費用は広告宣伝費だと思えば前向きな気持ちになれる。」

そうして、22店が賛同して100縁商店街をやってみようということになりました。

100縁商店街大成功!

第1回の100縁商店街は昨年の11月に行いました。

東京で一番目の「100縁商店街」という話題性もあって、FM西東京、J-COM、読売新聞多摩版で告知され、ふたを開けてみれば大勢のお客様が来てくれました。

お客さんは徒歩で来られる近所の方ばかりではありませんでした。
駐輪場には自転車が溢れていました。
遠く電車で来られた方もいました。

「子どもと一緒に安心して楽しめるおまつりのような感じですね。やきそばも100円、やきとりも100円、パンも100円。前髪カットも100円。ひとつ100円なら気軽にたくさん楽しめます。普通のおまつりより安いですよ。」

こうして第1回めの100縁商店街は、初代商店会長さんが「商店会始まって以来の人出」というほどの大盛況に終わりました。

▲100縁商店街は大賑わい。
▲あちこちに行列ができました。
▲100円だからたくさん買っても大丈夫です。
▲取材も来ていました。
嘉悦大学の学生さんも大活躍
▲商店街のコミュニティの場、光ヶ丘ふれあいスペースはイベント時にも活躍!

100縁商店街では嘉悦大学のサークル「イベント執行部」の学生さんたちも大活躍でした。

元々学園祭のプログラムに広告を載せて協力したことがきっかけで、「お返しにイベントを手伝わせてください」と学生さんからの申し出があり、十数名がボランティアで手伝ってくれました。

駐輪場の交通整理は人出が多かっただけに本当に大変で、昼食もままならないほどの忙しさでしたが、快く動いてくれたのはきっとみんなでイベントを盛り上げることを楽しんでいたからでしょう。

「本当に助かっています。チョコバナナの売り上げもすごかったようで、地元の大学とお互いに協力し合えるのはありがたいですね」と井ノ上さん。

商店街のイベントが地域全体を回していく、活気づけていく。

そんなすばらしい効果もここには生まれているようです。

 

商店街が変わり始め、第2回100縁商店街を開催
▲ふれあいスペースにある屋台カフェ☆Jimmys’Paradise☆さんでは東日本大震災チャリティTシャツや、大震災支援ライブのDVDを販売して被災者支援に協力しています

商店には会社のような上下関係はありません。全部対等な関係。
ですから、何をするにも『お願いします』と気長に説得していかないといけません。

「でも、今回の成功で皆の気持ちが明るく積極的になってきました。100縁商店街に参加しなかった店も、お客さんがたくさん来られたことで売り上げが上がり、反対する人はいなくなりました」と会長の川上さん。

「これまでの役員の方たちを始め、皆さんのご協力のおかげで商店街がとてもいい雰囲気になっています。もちろん、従来の中元セール、歳末もちつき大会、味覚祭も続けて開催していきます。」

「街をきれいにしよう」という気持ちも生まれ、ゴミを拾って歩く人が出てきたり、花を飾ろうという動きも出てきました。
月1回の「ゆうやけ市」でのやきそばの売り上げで植木を植えることも始めました。

そして第2回の100縁商店街開催はスムーズに決まりました。

1回目は出店料を無料にしましたが、2回目は諸経費に充てるため出店料を集めることにしました。それでも出店数は減りませんでした。

第2回めの100縁商店街は3月12日、東日本大震災の翌日でした。
100縁商店街をやるべきかどうか悩んだ末、実行することに決まりました。

今回はふれあいスペースの横に八百屋さんのトラックを置いてステージを作り、消防署員による救急救命講座や音楽イベントを企画していましたが、消防署の皆さんは宮城県へ応援に行くことになり、救命救急講座は中止。

でも音楽イベントのほうは、ふれあいスペースに出店している屋台カフェ☆Jimmys’Paradise☆の菊池さんの仲間やお客様たちのステージで盛り上がりました!
その様子はコチラ→ http://ameblo.jp/jimmysparadise/entry-10831017868.html

商店会ではペットボトル募金箱を22店に設置し、義援金を集めました。商店会からの募金も合わせ、163,815円を5月に市を通して募金しました。

また、5月22日には光ヶ丘ふれあいスペースで「東日本大震災支援ライブ」も開催されました。
その様子はコチラ→ http://ameblo.jp/jimmysparadise/entry-10902291537.html

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商店会を中心に、若い人の力を生かし、地域の住民や大学も巻き込んで新しい風を起こしている光ヶ丘商店街。

こんな商店街があれば、まち全体が元気になりますね!

若い人の情報力・行動力を生かし、仕事を任せようと決断をされた会長さんをはじめとする年長者のバックアップの力もとても大きいのだと思います。こんな商店街が小平にあって本当によかったです!

最後に今回、初レポーターに挑戦した佐田さんの感想です。

10か月前、光ヶ丘商店街を訪れた時と何か空気感が違う!?
それは、商店街の生き残りをかけた商店主たちの熱い闘いのドラマ、「プロジェクト 100縁商店街」があったからだとお話をお聞きしてわかりました。

世代を超えて、商店街を何とかしたいという損得勘定を超えた熱い思いが、人を動かし、人を集め、そして、仲間の絆を深め、生き生きとした空気感の流れる商店街に変身させたように感じました。
商店会会長さんの「商店主は、上下関係がなく対等なんですよ」という言葉が印象的でした。

続「プロジェクト Ⅹ」が見逃せません。

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written by足達

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