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探検隊

気になるお店、気になる場所
行ってみたい !行ってみよーーーっ!

ってことで、こだいら探検隊、好奇心いっぱいでこだいらのまちに繰り出しまぁ〜〜す♪


「北川とみお邦楽器店」さんがお店をかまえる光ヶ丘ふれあいスペース。
西武線花小金井駅から徒歩5分の場所にあります。
地図

街角からほのかに聞こえてくる
「ちん・とん・しゃん」という三味線の音色…。

なんとも美しく、粋ではありませんか。

今回の探検隊訪問先は、

光ヶ丘ふれあいスペースでチャレンジショップをオープンした
北川とみお邦楽器店さんです。

今年の4月26日にオープンした小平商工会運営の光ヶ丘ふれあいスペース。

ここでは、小平商工会が創業意欲のある店主を1年間バックアップし、創業支援、また地域活性化の一助としようというチャレンジショップが開かれています。
チャレンジショップについてはこちら♪

NPO法人Mystyle@こだいらの宗像がレポートいたします。

チャレンジショップで邦楽を


北川とみおさん

北川とみお邦楽器店さんは、北川さんのおじいさまが麹町でお店を始められました。

北川さんは、お兄さまと武蔵野市で邦楽器のお店を営んでいましたが、2年前小平にのれんわけをしてお店を出しました。

琴・三弦・掬い撥の製造販売店として営業しており、すでに固定客、顧客ネットワークがしっかりとある北川さんが、なぜ、チャレンジショップに応募したいと思ったのでしょうか。

「もっと邦楽器を若い人たちに身近に感じてほしくて」と笑顔のやさしい物腰柔らかな北川さん。

「琴や三味線を触れたこともないまま大人になった人も多いでしょう。もっと邦楽器の魅力を知ってほしいのです」とチャレンジショップ応募の動機について語ります。

確かに、宗像もお琴や三味線のことを知ってはいますが、ふれたことすらありません。
なんだか弾くのはとてもむずかしいような気がします。
さわってみたい、弾いてみたいと思っても、どこにいけばいいのかもわかりません。

子どもに音楽を習わせたいと思ったときにピアノ教室ならみつけやすいですが、お琴や三味線はふれる機会もありません。
これではせっかくの日本文化も継承されていかないでしょう。

ちん・とん・しゃんの音色に誘われて


邦楽器の音色に興味津々の小学生

そこで光ヶ丘のチャレンジショップでは、いつでも誰でも気軽にお琴と三味線にふれられるようなオープンスペースにしています。

ふれるだけではなく、6月からは、お琴と三味線のお教室も始まりました。
北川さんならではの、お琴や三味線の先生がたに広がるネットワークを駆使して、良心的な価格でのお教室が可能となりました。

取材日はその初日でした。

チャレンジショップで教えてくださるのは、三味線が杵屋五三恵乃さん、お琴が黒田富喜子さん。
お二人とも、近隣の小中学校にて指導中です。
邦楽を地域を広めるためにと全面的に協力を申し出てくれました。

料金は、大人4000円(月3回)、子ども(小6まで)3000円、そして親子で習えばマル得プランの4000円です。


「家にあるお琴の調子をみていただける?」と聞きに来たこの方も、つい弾き始めてしまいました。

さて、チャレンジショップには、次から次へと人がやってきます。

ちんとんと流れる音にふと耳を澄ませ、ひかれるようにやってくるご老人。

「なんだろう?この音は?」
好奇心いっぱいにして、目をくりくりさせながら覗きに来る子どもたち。

「うちにも琴があるんだけれど、手入れをすればまた弾けるかしら」と相談に来る人。

おけいこを予約していた人ばかりではなく、取材がしばしば中断されるほど、次から次へと人がやってくるのでした。

琴、三味線はうるさすぎない、耳に心地よい音。
人々の様子を見ていると、どれだけ邦楽器の音色が人をひきつけるか気づかされます。
いえ、それだけ日本人の根底にしっかりと根付いているのかもしれません。

意外と家にありながら手入れをどこでしたらいいかわからず、放置している人も多いようです。

弾いたことのある人もない人も

さて、本日最初にお琴のおけいこを予約していたのは、現役のお茶の先生。

「昔弾いていたけれど、音を聞いたらついなつかしくてまた弾いてみたくなっちゃった」。

お稽古のあとでお話を伺うと、とても生き生きとしたお顔で
「楽しみが増えるってうれしいことね。しっかり練習しなくっちゃ」とうれしそうに語ってくれました。


「久しぶりに弾いたのよ」

「がんばって練習しなくちゃ!」先生といっしょにパチリ。

三味線のほうは、初心者の主婦の方。

「あたしは、日本舞踊を習っていたことがあるの。ここに、こんなスペースができたのをきっかけにやってみたくなっちゃって。近いし安いし、やらない手はないわよ」とのこと。

次に現れたのはかわいらしいお嬢さん。
4歳のつくしちゃんです。

お母さんといっしょに、青梅からたまたまお友達のところに遊びに来たおりに、このチャレンジショップの前を通りかかったそうです。

お母さんは上の娘さんが興味をもつかと思ったけれど、あにはからんや、下のお子さんがすっかり気に入ってしまったとか。
ここは遠くて通いきれないので、北川さんに青梅の先生を紹介してもらい、習いはじめたそうです。

今日は北川さんにつめを作ってもらいに来ました。


「そうです。そうです。その調子!」

「お琴が大好きなの」

次に来たのは、元気な女の子翼ちゃんです。すぐ近くに家があるとのことで、チャレンジショップには毎日のように顔を出すとか。

「ピアノより簡単だもん!」

と元気いっぱいです。

北川さんは
「どんどん上手になるからね。ちょっと時間があればいつでも練習しにおいで」と優しく語りかけていました。


ただいまヨサコイも練習中!元気いっぱいの翼ちゃん

お琴に向かえば、しっとりしたお嬢様に変身!
邦楽で楽しい交流


お琴、人生初体験でドキドキ

さて、不肖宗像もお琴に初挑戦。

つめを指につけ、ビンと張った弦をはじいてみました。
先生のように、はじかれるようないい音は出ず、ちょっとしまりのない「ベレレン」という音。

それでもすべての弦を順番にはじいていく基礎練習を何度かやっていると、調子がよくなってきました。そこで「さくら」に挑戦することに!

やってみると、これがなんとかできる! 
しかも「お上手です。初めてにしては筋がいい」とのお褒めの言葉つき。

これは快感! 

背筋も伸びてとても気持ちがいいのです。
先生がとてもほめ上手なので、みなさんおけいこが終わるころには、メラメラとやる気満々になっております。


「汗かいちゃったわ〜」
「でも楽しいわよね」

おけいこが始まる前やあとは、北川さんの出すお茶でしばし歓談、邦楽談義です。

初めてのおけいこを終えて
「は〜、汗かいちゃった」とお茶を飲んでリラックスしたり、
「練習しなくちゃね」と久々のおけいこに燃えたり。

梅雨の晴れ間のオープンスペースはお琴・三味線の音と、にぎやかな笑い声につつまれていました。

チャレンジショップのおかげでとても身近に感じられた邦楽器。

「なんだ。お琴、三味線楽しいじゃない?」。

おけいこって本来楽しいもの。
特に邦楽がむずかしいということはありません。

家にお琴や三味線が眠っている人も、一度もさわったことのない人も、お気軽に光ヶ丘チャレンジショップまで足を運んでみてはいかがでしょうか?

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written by 宗像

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