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探検隊

気になるお店、気になる場所
行ってみたい !行ってみよーーーっ!

ってことで、こだいら探検隊、好奇心いっぱいでこだいらのまちに繰り出しまぁ〜〜す♪

今回の探検隊訪問先は、

小平おもちゃ図書館こっぺ(『こっぺの会』主催)です。


おもちゃの貸し出しカード

みなさんは、「おもちゃ図書館」という全国的な組織を知っていますか?

「おもちゃ図書館」は、障がいのある子どもたちがおもちゃをとおして楽しく遊ぶことができるようにとの願いから始まったボランティア活動です。

障がいのある子どもたちは、おもちゃで上手に遊べなかったり、お友達とコミュニケーションをとりづらかったりすることがあります。
そんな子どもたちにおもちゃをたくさん用意し、気に入ったおもちゃを選んで遊んだり、家でも遊べるように貸し出したりするのが「おもちゃ図書館」の活動です。

小平市福祉会館で月2回の「おもちゃ図書館」の活動を行っているのが、今回ご紹介するこっぺの会です。

こっぺのネーミングの由来は、
小平→コダイラ→小平→コッペイ→こっぺ
と思い浮かんだそうです。

親しみやすくて、すぐ覚えられるあたたかい名前ですね。

障がいのある子もない子も


一人ひとり顔を見ながらしっかりご挨拶

こっぺの会では「小平おもちゃ図書館こっぺ」のほか「こっぺぱんくらぶ」の活動を行っています。

こっぺぱんくらぶは3歳以上小学校低学年くらいまでの子どもで、軽度発達障がいや知的障がいと診断、または疑いがあるといわれたり、言葉が出ない、遅い、コミュニケーションがとりにくい、こだわりが強い、集団への参加が不得意、発達に不安があるなどの心配をお持ちの方の相談と発達支援を行っています。

こっぺの会は
「障がいがあってもなくてもともに豊かな生活を送れる子育てと地域づくり」
をコンセプトに活動。ですからおもちゃ図書館には健常児も参加することができます。

取材日も障がいのある子もない子も、楽しく一緒に遊んでいました。


後ろからそっと首筋に当てると、
「冷たい」「固いよ」と元気に答える子どもたち

「小平おもちゃ図書館こっぺ」の活動は月に2度。

まず参加者は丸く円になって座ります。

「まあるいたまごがパチンとわれて かわいい○○ちゃんが ぴよぴよぴよ。○○ちゃ〜ん」
「は〜い」

とひとりずつていねいにお名前を呼ぶ間に、初めてのお友達も徐々に慣れていきます。

名前を確認した後は紙芝居、手遊びをして、みんなで一緒に体を動かしたり、五感を働かせたりして遊びます。
この日はその後、感覚遊びをしました。

障がいのある子どもたちの中には、感覚を感じることはできても表現するのが苦手の子もいます。


「ブタミントンで勝負だ!」

感覚遊びでは、いろいろな手触りのものを「感じ」、どんな感じだったか説明します。
というとむずかしそうですが、楽しい遊びの一環。

やわらかい布に触れれば「ふわふわして気持ちいい」

たわしに触れば「硬くてチクチク」

など、感触を言葉で一生懸命伝えていました。

冷たいコップに触ったときには
「さわやかに冷たい」
なんて素敵な表現も出ていましたよ。

これらの遊びのあとは、お待ちかねのおもちゃの貸し出しです。
大きなコンテナ数個からたくさんのおもちゃが出てきました。

おもちゃを楽しむ気持ちは、障がいのある子もない子もまったく同じ。おもちゃを通して、友達と仲良く遊びます。
気に入ったおもちゃは、本と同じように借りて、じっくり遊ぶこともできます。


「はい、おすしをどうぞ」

ボクは車に夢中です

最後はパラシュートに
玉入れをして大はしゃぎ
発足から10年を超えて


福本さん

2006年、こっぺの会は発足から10周年を迎えました。

迷い、とまどい、手探りを続けながらの活動だったと語ってくれたのはボランティアスタッフの福本さん。
福本さん自身、障がいのある子どもさんを持つわけではありません。
けれども子育て期の救いがたい孤独感から、すがるようにこっぺの会に入ったと言います。

「『自分には、障がいのある子を持つ親の気持ちが本当にわかるとはいえないのではないか…』、という悩みは今でも尽きません。けれども、わが子の発達に疑問を持ったり、育児の壁にぶつかったりしているときに、真剣に話を聞いて欲しいと願う方たちの心に寄り添うことならできるはず。自分がこっぺの会に救われたように、親たちの気持ちに寄り添っていきたい。」

という思いで、活動を続けているそうです。

10年の節目を越え、平成20年の4月から「こっぺ体操くらぶ」も始まることになりました。

「こっぺ体操くらぶ」は、友達とうまくかかわれない、体の動きがぎごちないといった子どもたちを支援するために、オリンピックメダリストである池谷幸雄さんが主宰する池谷幸雄体操倶楽部に協力を仰ぎ、バランス感覚や体の動きをコントロールする調整力、人の話を聞くなど、さまざまな力を楽しみながらつけていこうという取り組みです。

4月開始に伴い、2月には「体を使って遊ぼうⅡ」が行われます。親子で奮ってご参加ください。

ボランティアに支えられて


現会長の梅田靖子さんは、養護学校
の先生でした。提案する遊びも、パッと
子どもたちの心をつかむのもとても上手。

さて、こっぺの会を支えているのは、福本さんのような多くのボランティアスタッフの人たち。

養護学校の先生だった人、
お子さんに障がいがありこっぺの会にくるようになり、お子さんは大きくなったけれども引き続きボランティアとして参加している人、
いつの間にか親子でボランティアとして参加している人もいます。

参加理由は実にさまざまです。

そんなボランティアスタッフの一人、菅井文彩(みさ)さんは小平6中の1年生です。

昨年の夏「2007夏!体験ボランティアinこだいら」のチラシを見て、こっぺの活動を知りました。


ボランティアスタッフの一人 
菅井文彩さん

もともと小さな子と遊ぶのが大好きな菅井さんは、夏休みが過ぎてもやめることなく、こっぺの会に通い続けるようになりました。
今では、雨が降ろうが台風が来ようが、活動日には自転車をこいでやってくる頑張り屋さんです。

こっぺの会で大変なところとおもしろいことを聞いてみました。

「大変なところはどんなところ?」
「ふだんは家族や同級生と話しているので、言いたいことが簡単に伝わるけれど、ここでは自分の意思を伝えるのがむずかしいことです」
「じゃあ、おもしろいところは?」
「自分も一緒になって遊んじゃえるところ!」

なるほど! 中学生になると、無心に遊ぶって時間も限られてきてしまいますもんね。
菅井さんの将来の夢は保育士だとのこと。
きっとなれますよ! 夢を目指して頑張ってくださいね。

みんな違ってみんないい

現代の子どもたちの遊び方は、異年齢交流が少なくなったと言われています。

ここにくると「小さいけれどしっかりしている子」や「じっとしているのは苦手だけれど、とても明るい子」など、さまざまな子達がさまざまな個性を発揮して遊んでいます。

「健常」と「障がい」が、「大きい」とか「小さい」とか「人見知り」とか「元気」などのさまざまな個性のひとつにすぎないことを感じます。

無邪気に遊んでいる子たちを見ながら、異年齢のグループで走り回っていた自分自身の子ども時代のことをふっと思い出し、心の中がほんわかとあたたかくなるのを感じつつ、福祉会館を後にしました。



ボランティアスタッフに囲まれて、楽しいひととき

 

こだいらネット「こっぺの会」のページ

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written by 宗像

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