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探検隊

気になるお店、気になる場所
行ってみたい !行ってみよーーーっ!

ってことで、こだいら探検隊、好奇心いっぱいでこだいらのまちに繰り出しまぁ〜〜す♪

今回の探検隊訪問先は、

インドネシア風居酒屋 マカシ です。

「マカシ」はインドネシア語で「ありがとう」の意。
明るいオーナー夫妻の「ありがとう」と、この店で心地よい時間を過ごしたお客様の「ありがとう」がたくさん飛び交うお店です。

NPO法人Mystyle@こだいら事務局の宗像がレポートします。


マカシはインドネシア語で「ありがとう」

スタッフお二人とアーウィンさん一枝さんご夫婦
運命的な出会い


目立ちます! この外観。小川駅徒歩2分。

小川駅西口から徒歩2分。
黄色の看板が目立つインドネシア風の居酒屋があります。それがマカシです。

マカシのオーナーであるアーウィンさんと一枝さんが運命的な出会いをしたのは1993年、オーストラリアでのことでした。
短期留学に出た一枝さんがアーウィンさんに会ったとたんの一目ぼれ。
10日で結婚を決意したといいますから、運命の出会いってあるんですねえ。

しかし、外国人であるアーウィンさんとの結婚に、一枝さんのお父さんはすぐにOKを出したわけではありません。

「結婚したい人がいる」とオーストラリアにいる娘から手紙をもらったとたん、めったなことでは閉めないお店のシャッターをぴしゃりと閉め、オーストラリアにすっ飛んでいったというお父さん。

なれない日本語で挨拶するアーウィンさんを完全に無視。
「お父さんが『目の色が違うやつと結婚するな』っていうから、言うこと聞いたじゃ〜ん(アーウィンさんはぱっちりとした黒目です)」という一枝さんの究極のボケも一切通じず。
6日間口を利かないまま、日本に戻ってしまいました。その後、一枝さんは結婚届を出してアーウィンさんと帰国。
小川で暮らし始めましたが、お父さんとの雪解けには時間がかかったそうです。
きっと心配だったのでしょうね。

このお父さん、実は知る人ぞ知る鷹の台の「中華一番」の親父さんなんです。

マカシオープン


お昼のランチは、去年の秋から復活!

アーウィンさんは、日本に来て、サラリーマンとなりましたが、いわれのない差別に苦しめられたり、就職先が倒産したり、さまざまな苦労を重ねました。

アーウィンさんは、もともとサラッと料理を作るのがうまかったこともあり、一枝さんと二人でインドネシア風居酒屋をやりたいという気持ちがだんだん強くなってきました。

小川駅前の空き店舗を借りて「マカシ」をオープンしたのは、2002年のこと。
サラリーマン時代のつらいときも、マカシオープン後のお客の入らない時期も、お母さんはなにくれと相談にのってくれたものの、お父さんの支えはなし。

それどころか吐き気を抑えながらストレスと戦っているときでさえ
「甘い!違う国で商売をやるってのは、生半可な根性ではだめなんだ」 という態度のみ。

寺内貫太郎張りのがんこ親父だったようですね。
けれども、この厳しさが逆にアーウィンさんの根性に火をつけたようなのです。

絶対に店を軌道に乗せる、成功する、一枝さんに楽をさせる。
そんな想いといつも元気で献身的な一枝さんとかわいい娘たちがアーウィンさんの支えとなりました。

お店オープン直後は、なかなかお客も入らないこともありましたが、そんなときには、アーウィンさんも厨房から出てきて、お客さんと話したり、手品を見せたりして、明るい一枝さんとともにそれはもう一生懸命働き、店は軌道にのっていきました。

お父さんの態度に変化が見られてきたのは、マカシが順調になってきた2005年ころからだといいますから、アーウィンさんと一枝さんが結婚してから10年がたっていました。
ようやくアーウィンさんを娘婿と認めてくれたのです。すでにお二人にはお子さんが二人、その後一人赤ちゃんも生まれました。

今ではお父さん自らマカシに足を運び、「この味はどうかなあ」とアドバイスを求めにくるようになったとか。
それが一枝さんにとってもアーウィンさんにとっても一番うれしいことだといいます。

日本的・中華的・インドネシア的つまりオリエンタル?


本日の日替わりメニューは、スープ、サラダ、ジャムルダキン、ごはん、そしてデザートとコーヒーです。
サラダは毎日ドレッシングの味付けが変わります。ピリッとスパイシーでおいしい♪。

さて、お待ちかねメニューのご紹介です。
しばらく中断していたランチも復活し、夜は家を空けにくい人にも好評のようです。

ランチは、定番のナシゴレン、ミーゴレンなどと並んで、日替わりメニューがあります。
取材日はジャムルダキンー=豚肉ときのこの炒めものでした。コクのあるとろみは、奥さんのご実家の「中華一番」の味を継承したもの。

決まったレシピはなく、アーウィンさんの舌が頼りのマカシの味は、日本的でもあり中華的でもあり、インドネシア的でもある家庭的であたたかい味です。
しかも野菜がたっぷりなのもうれしいところ。

ランチは、スープ、ごはん、サラダ、デザート、コーヒーもついて850円は超お得です。
今日のデザートはかぼちゃとココナツを混ぜて作った白玉です。次々と生まれるマカシオリジナルメニューに、何度行っても飽きることはないでしょう。


インドネシア風のコーヒーとデザート。「かき混ぜて、粉が沈殿してから飲んでくださいね」とのことです♪ 
デザートはオリジナル。かぼちゃとココナツを混ぜたもの。口の中がさっぱりします。

ほかのランチメニューでは、チキンカレーもオススメです。
ココナツで煮込んだカレーで、ココナツが苦手な人でも食べたらやみつきになるおいしさです。

ナシゴレン、ミーゴレンはインドネシア料理としては代表的なものですが、辛口が苦手の人はビーフンゴレンにしてみては?レモンをかければさらにおいしさが倍増します。

夜の居酒屋メニューももちろん充実のラインアップ。
人気なのはサテ・ミックス。インドネシア風の串焼きですが、鳥・牛・羊肉の串焼きです。

ママたちのデザートに人気なのは、ピサンゴレン。
バナナに衣を着けて揚げたインドネシアのデザートです。

夜には飲み放題コースがあり、料理6品+飲み放題で2時間半で3500円、4000円、5000円というありがたいもの。
じつは。昨年のMystyle@こだいらの忘年会は、この飲み放題コースを使いましたが、食べきれないほどのお野菜たっぷり、お肉たっぷりのメニューで一同大満足だったことを書き添えておきます♪

未来のお婿さんには、さて…?



どうです。この仲のよさ。

マカシのいいところは、料理がおいしくて、アーウィンさん夫婦が魅力的なところ。
どんな苦労もじっと心の中にしまいこんで、いつも明るく仲がよいアーウィンさん夫婦は、結婚15年たった今でもお互いを尊敬し合い、大好きといううらやましい間柄です。

一枝さんは「自分をしっかり持っていて、男らしくて、やさしくて料理が上手な世界一のだんなさん」といいます。
あてられっぱなしなんですが、なぜか妙に心地よいのです。
気持ちよく仕事をしている人を見る心地よさなのか、尊敬しあっている人を見る心地よさなのか、おそらく両方なのでしょうね。

今中学1年生をかしらに3人のお嬢さんがいるご夫妻。
ご自身が苦労されたわけですから、娘さんが連れてきたお婿さんは、当然すぐに認めてあげるのでしょうね?

「とんでもない!そんな簡単にはあげないよ!」とアーウィンさん。

実は、いずれ娘さんがお嫁に行くと考えただけで、目の奥がキュンとしてウルウルしてしまうアーウィンさん。
あと10年くらいたったころ、マカシのシャッターをスルスルと落として、娘婿とけんかをしに行くアーウィンさんの姿が、今目の前にくっきりと浮かんでしまったのは気のせいでしょうか。

こだいらネット「マカシ」のページ

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written by 宗像

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