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気になるお店、気になる場所
行ってみたい !行ってみよーーーっ!
ってことで、こだいら探検隊、好奇心いっぱいでこだいらのまちに繰り出しまぁ〜〜す♪
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気づかず通り過ぎてしまいそう。階段を上がった2階がお店になります。 →地図
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今回の探検隊訪問先は、
家庭のようなくつろぎ空間、地域のマイキッチン、珈琲と食事のお店 百の豆木さんで〜す!
誰ですか?「ひゃくのまめき」なんて読んでいるのは…!
違います違います。これは「ものずき」って読むんですよ。
名前の由来を伺いました。
まず、「ものずき」という名前が決まったそうです。
「49歳で始めた店ですもの。物好きじゃなきゃできないでしょう? 後先考えずに始めちゃうのよね」
とオーナーの鈴木さん。
「百」は野次馬のようにがやがや。「豆木」はコーヒーの木。
人の輪が広がってたくさんのお客様が来てくれたらいいなあという思いを込めたそうです。
NPO法人Mystyle@こだいらの宗像がレポートいたします。
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| ■「半年持たないよ」と言われて
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オーナーの鈴木弘子さん。この笑顔にホッとする人多数♪
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上のお子さんが中学3年生になったときに再び働くことを決意した鈴木さん。
ちょうどご主人が新橋でコーヒー屋を営んでいたので、教えてもらえるという思いもあって、一橋学園の南口から徒歩5分の地にコーヒーと軽食の店をオープンしました。
当初、ご主人には「こんな店は半年持たないよ」と言われたそう。
そこで鈴木さん
「じゃあ、半年持つようにがんばろう」
と思ったとか。
半年たったときに
「もう半年、がんばろう」。
その延長で、ついに15年もお店が続きました。
ご主人やお子さんの助けもさることながら、時々めげそうになるときに大いに励ましてくれるのが、お客様でした。
「あきないようにやるのが商いだよ」
「大丈夫よ」
「大きくもうけようなんて思わないで、コツコツやれば大丈夫だよ」
そんな言葉で励ましてくれたたくさんのお客様。亡くなる直前まで病院からタクシーで来てくれるお客様もいたそうです。
そこまでお客さまが励ましてくれるこのお店の魅力とはいったいなんでしょうか。
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| ■聞き上手+世話好き+でしゃばらず |

「ママの人柄がいいのよ。だから、ここに来るとホッとするの」
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お客様にこのお店の魅力について伺いました。
するとまず出たのは「ママの魅力に尽きる」。
単にメニューの料理を出すだけにとどまらず、お出かけするといえば、おにぎりを作ってくれたり、帰りにはお惣菜を持たせてくれたりすることもあるそう!
にぎやかに話の輪に加わるけれども店全体に常に気を配り、ひとりでいる人も大切にしてくれる鈴木さんには、悩みを相談する人も多いようです。
常連さんの中には、毎日お仕事帰りにこの店に寄り、仕事の疲れを癒してから家に帰る人もいるそう。
休みの日にだんなさんを連れてきたところ、ご主人もすっかり気に入り、今では休日に2人で来るのが楽しみだとのことです。
別の女性は、どうも愛犬の体調が思わしくないと鈴木さんにこぼしています。
「どう?ワンちゃん」「それが大変なの」「あらあら…え!」「そうなのよねえ」
お客様の話に相槌を打ちつつ、鈴木さんの手はフル回転でコロッケを丸めています。
鈴木さんは家で猫を3匹飼っており、大の猫好き。だからこのお店でも犬猫談議は、大いに盛り上がるのです。
「下手な獣医より、ここでみんなに相談したほうがよほどいいのよ」
との声もありました。
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| ■我が家感覚がうれしい |

「どうお。水パイプで吸ってみる?」。水パイプをお店に寄贈した常連さん。
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次にお一人でカウンターに座っていらした男性に、このお店の魅力について伺いました。
「ぼ〜っとできるところかなあ」。
なるほど、たしかにこのお店の魅力は「我が家感覚」。
朝起きて、頭がぼんやりしたままパジャマでリビングに下りてくる。カウンターキッチンではおかあさんがトントンとまな板の音も軽やかに、味噌汁の用意。ぼ〜っとしたまま新聞を読んでいると、ほどなくホカホカと湯気のたったご飯が運ばれてくる…。
そんな家庭の雰囲気そのままの店なのです。
店内をぐるっと見回してみましょう。

情報掲示板。小平の自治基本条例の市民の会議の集まりもよくここで行われているそうです。
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カウンター席は4つ。テーブルは2つ。壁際にも椅子が数客。20人も入ればいっぱいです。
そして店内には「洗練されたおしゃれな雑貨類」とか「モダンテイストのインテリアファブリック」などとはちと縁遠い、思い出の写真、掲示板、盲導犬の募金箱、お花、イランの水パイプ、猫の置物などなどわけのわからないもの(?)が種々雑多。
案外、「我が家」もそうですよね。
子どもが修学旅行で買ってきたお土産とか、ペットの写真とか、古い雑誌とか、とりとめもなくあって、それが全体で我が家の雰囲気になっている。
「百の豆木」もまさにそんな感じなのです。
もちろん散らかっているわけではありません。種々雑多なものがありながら妙に落ち着くのです。
「洗練されたおしゃれな雑貨類」とか「モダンテイストのインテリアファブリック」で統一させようと思えば、切り捨てなくてはならないものがたくさんある。
「百の豆木」はなにも切り捨てずにお客様のすべてを受け入れてくれる。
それが「百の豆木」の魅力なのかもしれません。

盲導犬のための募金を募る貯金箱。これもお客様の持ち込み。
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お客様の趣味の写真を展示。2週間ごとに写真を代えるそうです。お客様も写真の撮りがいがあるというものですね。
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| ■あ〜、おふくろの味! |

本日のランチ。650円!
でも「ランチ時間でなくてもOk」なんですって(笑)。
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こんな「我が家感覚」のお店ですから、ご飯もやっぱり「我が家感覚」です。
ランチを頼みました。本日のランチはコロッケ。
大きなアツアツのコロッケがふたつ。サラダ、冷奴、大根の煮もの、味噌汁。
650円で、これはどうです。
コーヒーがつけば880円です。
しかもそのコーヒー、一杯一杯丁寧に入れてくれるおいしいコーヒーです。
鈴木さんは、できるだけ添加物の少ない食材を使い、栄養のバランスのとれたメニュー作りを考えています。
けれども、それは肩肘張ってベジタリアンに徹するとか、有機野菜を求めて、遠い地方から取り寄せなど、そこまでこだわっているわけではありません。

猫好きの鈴木さん。お店の中には猫モノがたくさんあります。
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あくまでも地元の商店街で
「なるべく支出を少なく、でも野菜はきちんと入れて」
とお財布とにらめっこをしながらのお買い物。
それもまた、家庭のおかあさんそのものなのです。
今日のコロッケも、中をパカっと割ってみると、細かく切ったピーマンやにんじんがはいっていて、うれしくなってしまいます。
添えられた野菜もたっぷり。
「たけのこを昨日煮たんだけれど、ちょっと硬くてね〜。急遽大根を煮てみました!」
なんて鈴木さんの明るく気さくな打ち明け話も楽しい。
「ちょっとこれ食べてみない? 貧血にきくのよ〜」
と、砂肝を煮たものをちょこっと出してくれるのもまた、おかあさんっぽい。

愛猫談議に盛り上がることもしばしば。
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お年寄りも若い人もみな「おかあさん」が大好き。
だから、みなこのお店に来て、ぼ〜と空間に身をゆだねたり、「ちょっと聞いてよ」と延々と話をしたりしたくなるのです。
素の自分になれるのでしょうね。
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| ■もともとは働く女性のための店 |

貸切にぴったり。20人くらいまでキャパあり。包み込むようなひとつの空間で家庭的なパーティーを楽しめます。
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「百の豆木」さんは、営業時間が11:00〜22:00と、長めです。
というのも、働く女性の
「夜、居酒屋ではなくてくつろげる店がほしい」
という声に応えるためだったとか。
その思いに応える気持ちは今も変わりはありません。
おひとりさまでも
「いつでもいらっしゃい。実家に帰るように」
と鈴木さんは、笑顔で待ってくれています。
そして、いったんこの店に入ってしまうと、お客様同士友達の輪ができてしまうのです。
ひとりでいたい人はひとりで。
でも初めてきた人でも自然に昔からの友達のように語り、笑い、飲み、食べる。そんなことのできる不思議な店なのです。
「それがねらいなの!」
と鈴木さんはにっこり。
みんなが楽しく交流してくれれば、それが何よりだと言います。
不肖宗像も、実はこのお店2回目にして、初めて会う人と携帯に入っている愛猫の写真を見せ合い、語り合う猫バカぶりを発揮してしまいました。
おひとりさまにもおすすめですが、もうひとつの使い方としては「百の豆木」さんを貸切にすること。
20名入ればいっぱいの店ではありますが、スペースごとに分かれていないので、ほどよい家庭的な空間でのパーティーが楽しめます。
たまこ乱入
ときおり出没。古株レポーターたまこです♪
貸しきりパーティー体験しました!おなか一杯のたくさんのお料理、お酒などの飲み物持込OKで、ほんとうにこの料金でよいの?という良心的な金額で感激でした。
ふるさとが遠いたまこ。ちょっと疲れちゃったなぁ、おかあさんに会いたいなぁ…というときには、「おひとりさま」でも、またぜひおじゃましたいです(^^)
いかがですか? みなさん。実家のように心落ち着ける「百の豆木」さんを行きつけの店のひとつに加えてみませんか。
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