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探検隊

気になるお店、気になる場所
行ってみたい !行ってみよーーーっ!

ってことで、こだいら探検隊、好奇心いっぱいでこだいらのまちに繰り出しまぁ〜〜す♪


青空に映える黄色いメインゲートをくぐり抜けると、そこは産業まつり

今年もすでに1か月を切りましたが、今月の探検隊は、先月、青空の下で行われた第23回小平市産業まつりです。

「第23回小平市産業まつり」は2011年11月12日(土)、13日(日)の2日間、
JA東京むさし小平地区と小平商工会の主催(後援:小平市、小平市農業委員会
協賛:小平交通安全協会)で開催されました。

週間天気予報では、ずーっとカサマークが取れず、気を揉んでいたお天気。
前日の金曜日は冷たい冷たい雨でした。
しかし!当日はからりと晴れた気持ちよい青空。

「絶好のおまつり日和だー!」と張り切って出かけた 、「こだいらネットサポータ」NPO法人Mystyle@こだいらの鈴木マナがレポートいたします。

産業まつり。その始まりは農業から

産業まつりのシンボル宝船。小平市野菜組合の皆様の力作。

宝船の進化系「宝分け」。いったいどれだけの野菜が使われていたのか?宝分けを待つ皆様の行列が会場の外にまでズラリ

さー、どこから回ろうか?・・・と、その前に。
「はて?そもそも『産業まつり』って何?」
基本知識がない自分に気づき、おまつりの本部で起源をお尋ねしました。

「小平のもともとの主要産業は、農業だったんです。そこで、野菜などの収穫の時期に『皆でできた野菜や果物を持ち寄って、誰が作った野菜がすごいか比べっこしようじゃないか』という、今でいう品評会のようなことをやるようになったんですね、」

なるほど!
それが農家の皆さんの励みにもなり、楽しみにもなり、回を重ねてきたのがそもそもの始まりだったんですね。

「そうこうするうちに、小平市にも工場ができ、人口も増え、商店街もできるようになり『それならば農業に限らず、地域の様々な産業に携わる人達が関わるおまつりにしよう』というのが『小平市産業まつり』の始まりなんです」

ということは、恒例の野菜の宝船や農作物品評会は、農作物の出来栄えを競った頃からの歴史ある展示、イベントということですね。
めもめも♪

※小平市はもともとは東京近郊の純農村近郊農業地帯でしたが、昭和30年(1955年)頃から始まった高度経済成長を受け、昭和40年代(1965~74)半ば頃にかけて急速に工場、住宅、商店が増加しました。

この宝船、使われているのはすべて小平産の野菜で、3時間ほどかけて作られうそうです。

金美ニンジンの鮮やかな黄、太った茎がお茶目な形の紫コールラビの上品な紫、赤カブの可憐な赤、ブロッコリーのキリッとした緑に、キャベツの淡い緑、ハクサイ、ダイコン、カブの白、白、白。

舳先の稲穂はまさに黄金。様々な色取りが秋の日差しに映えてそれはそれは綺麗です。

お祭りが終わった後の野菜たち。2日目に宝船は分解され「宝分け」引換券が当選した方々に分けられます。
「宝分け」
うん、言葉の響きからして良いことありそう。きっとおいしくて、身体にもよく、幸せいっぱいのお料理になったことでしょう。

プロに訊く野菜の「見どころ」

会場の中ではあの野菜たちがお待ちかね。その味は審査員も知らざりき。

ずらりと並んだ、野菜、野菜、野菜・・・。こちらは農産物品評会会場

これだけの各種野菜が一堂に会すると、気分も高揚!
ただ、素人の悲しさで、受賞した「おめでとう」の野菜も「惜しかったね」の野菜もすべての野菜が「おいしそうにしか見えない!」

そこで、係の方にお尋ねしたところ、受賞の大きなポイントは2点。

一つは、消費者動向との兼ね合い。

ファッションの流行ではありませんが、農作物にもその時その時の売れ筋人気野菜があるそうです。そういう野菜はポイントが高いとのこと。

もう一つは「らしい」こと。

野菜にはその野菜らしい特徴があり、その特徴が良く出ている野菜は、見てくれが良いだけでなく、味も良いそうです。
なるほど。野菜それぞれ特徴は、みんな違ってみんないい。

さて、ここで味のお話がでましたが「品評会での評価には味見はない」とのこと。
それはそうですよね。膨大な量の野菜をすべて味見していたら、審査員の皆様お腹壊しちゃうかも。それにかじりかけの野菜が並んだ品評会会場って・・・なんだかなぁ。(すみません、係の方、馬鹿な質問しちゃいまして・・・)

ですから、品評会の野菜を購入する方々は、審査員もご存じない野菜の味と出会えるのです。

ものづくり体験はいかが?

さて、起源は農業にある産業まつりですが、本部でもおうかがいしたように、今や様々な産業まとめての産業まつり。



青空の下、新しい畳の香りも爽やかに、響くとんかちの音も朗らかに。北多摩畳業組合の畳工作コーナーでは可愛い花瓶敷きができそう。木工コーナーでは何を作っているのかな?

一見、参加者が少なく見えまる会場だったが、実は

伝える手と受けとる手

「他にはないぞ」の蒸気機関車

そして、産業まつり史上、今年初めての試みが「ものづくり体験コーナー」

参加は「小学生以下」なので、残念ながら少し年上(嘘です!) なので、福祉会館3階の会場へ見学へ。

「あれー?申し込み少なかったのかなぁ?だったら、ちょっと年上(嘘です!!)だけど参加させていただけないかなぁ?」

などと邪念を発しておりましたが、これはとんでもない勘違い。

係の方にお話をおうかがいすると

「1日20組の希望者を募ったのですが、申し込み開始前から予定人数以上の行列ができ、本日分はすでにいっぱいになりました」 とのこと。

作業している小学生が少ないなと思ったのは、ほぼマンツーマン形式のせい。

ネジがうまく入らなかったり、手順がわからなくなったりすると

「ここを押さえてやってみてごらん」
「ここまで、できているから、次はここだね」

きめ細やかな指導を受けられるようにとのご配慮ゆえ。
作品が完成すると、次の子に席を譲るようです。

この新企画コーナーについて、もう少しお話をうかがってみました。

今回『ものづくり体験コーナー』を開催したのは、小平市内にも工場がありますし、ものをつくる楽しさを子ども達に知ってもらいたい、という思いだからだそうです。

「今年初めての試みだったので、少し心配はあったのですが、とても好評でうれしく思っています。」

「今回はドライバーを使ってアルミ製の蒸気機関車を作るという体験内容でしたが、安全性などに気をつければ将来は中学生を対象とした「はんだ付けものづくり体験コーナー」も開催できるかもしれないと考えています」

お!中学生対象!?
かなり年齢近くなった(大嘘です!!!)。

ただ、この調子でいけば、数年後には「大人ものづくり教室」が開催されるかもしれませんね(期待!)。

今回作ったのはアルミ製蒸気機関車。

既製のキットを購入なさったのかと思いきや
「小平商工会工業部会で設計し、アルミの板を購入して、会員の工場で各パーツに裁断していただいたものなんです」

ということは、小平市産業まつり限定オリジナル機関車。
レアものだ!

今回、申し込むことができた小学生諸君!どうぞ、作品を大切にね。


そして、この「ものづくり体験コーナー」に参加したお一人お一人が物を作る楽しさと出会い、将来の可能性をたくさんの選択肢の中から見つけるきっかけになればうれしいですね。

柄にもなく真面目になってしまいましたが、ここは、おまつり、おまつり。
楽しく、そして、おいしくなくちゃ。

ヒーロー、ゆるキャラ®、そしてお囃子

グリーンロードグリーンとブルーベリーパープル リーダーの丸ポストレッドは残念、隠れちゃった

というわけで福祉会館を出てくると「コダレンジャーこっちだよー」との声が。

「あ!コダレンジャーの握手会、もう始まってる!」

今年の10月に華麗にデビューしたご存じ、地域宣伝隊「コダレンジャー」。
すでにミニステージ前は黒山の人だかり。
み・・・見えない。

握手会の列の邪魔にならぬよう、そろりそろりと前の方に回ってみると、小さいお子さんの目線に合わせて膝をついて握手しているではありませんか。

偉いっ!何て腰の低いヒーローだ!

「みんな、ありがとうー!」とコダレンジャーは、またどこかで小平を応援するため、 大人気のうちに握手会も終了し、ヒーローは去っていきました。

小学生の男の子が「ベルトに小平市のマークだよ」鋭いっ!気がつきませんでした。
お母さんが「コダイラ(・・)レンジャーがいるよ」と言うと、お嬢ちゃんがすかさず「ちがうー、コダレンジャーよ」と速攻で情報修正。
いつの時代も子どもはヒーローの味方。

産業まつりでは、ゆるキャラ®だって、負けない人気者です。

今回のおまつり会場で会えたのは・・・


グ警視庁のシンボルマスコット、ピーポくん®。振り込み詐欺注意も呼びかける。

JA東京むさしのシンボル、かわせみのムーちゃん®。地元の美味しい野菜をたくさん食べようね。

小平にこの人(え?人?)ありと知られた小平ブルーベリーのマスコットキャラクターぶるべー。今日も今日とて大人気。

ここで、ぶるべーのテーマ曲「サンバdeぶるべー」のCDを買えた。

ミニステージではじっくりと「鈴木ばやし」※を拝見。小平の伝統キャラも人気です。
ということは・・・150年以上の歴史があるんですね(お気楽に「キャラ」なんて言って、ごめんなさい)。

※「鈴木ばやし」小平無形民俗文化財第一号(1970年指定)の伝統芸能で、始まりはは弘化四年(1847年)から小平市(現在)の鈴木町地区に伝わる郷土芸能。



本部の立て看板にも、祭り装束でさりげなく産業まつり応援中! 嬉し恥ずかしそうに「うふ」と口元に手をあてるポーズも可愛いおかめちゃん。子どもたちからも「握手~」「わたしも~」ひょっとこ君は「フーンだ」のポーズ?
商工会支部の人々も

「列の最後はここですー」って、列はどこ?「心のきれいな人にしか見えない」というアンデルセンつながりではなかった。

併設の北海道物産展も大賑わい。買って帰ったホタテも美味しかった

あー、楽しい、あー、お腹すいた。
というわけで「何ぞ食べましょうか」と模擬店の前を歩いていると
「買ってくださいー。お願いしますー。大変なんですー。」と笑顔で「泣き」がはいる模擬店の男性。

「え?どうしたんですか?」とお尋ねすると、ニコニコと
「これが全部売れないと、家に帰れないんです」
「・・・『マッチ売りの少女』ですか?」
「いえ『コロッケ売りのおじさん』です」。

アンデルセンを読んで涙した身としては、放っておけません。「ではコロッケください」。

温かいコロッケに舌鼓を打ちながら、さらに歩いているとだぁれも並んでいない焼きそば屋台の前で
「はーい、押さないで、押さないで、並んでくださいー。最後尾はこちらー!」とこれまた愉快な呼び込みをかけているのは、あー!よくお邪魔するお店のマスターではありませんか。

「なんですかー、その呼び込みはー!」と大笑いしながら、想像上の列の最後尾に並び、待ち時間0分で焼きそばを購入。

健康事務センター敷地会場では、嘉悦大学のチョコバナナをデザートでいただき、お腹も満足。

また、あちこち歩き回り、先ほどの焼きそば屋台の前を通ると
「あれ?」お祭り終了まで一時間以上あるのに、すでに撤収作業中。
呼び込みが効を奏したのか、例年以上の速さで全食完売してしまったとのこと。

商工会女性部の小平産野菜を使った手作りキムチも大人気。

これ、おいしいんですよ!

聞けば、毎年これを楽しみにいらっしゃるキムチ目当てのご常連もいらっしゃるとか。
一つ買って帰ったのですが、普段、自分からキムチに箸を伸ばさない家族が「これは、旨い!」と自主的に食べまくり。
もっと食べたかった自分、来年の産業まつりまで我慢・・・。

小平商工会の会員の皆様、芸も達者なら技も豊富、楽しすぎ!おいしすぎ!

とういうことで、
毎年、野菜を買って、ターッと見て帰るだけだった「小平市産業まつり」。
今年は「探検」したので、興味津々、津津浦浦、各所見聞見所満載。

ご紹介しきれなかったお薦めコーナーもまだまだいっぱい。
なお、おまつりに来た一市民の質問に丁寧にお答えいただいた皆様、
本当にありがとうございました。

「来年の小平産業まつりも、どうぞお楽しみに!わたしも楽しむ!」と思いっきり、鬼を笑わせながら、皆様、どうぞ良いお年をー。
そして、来年も「こだいら探検隊」をお楽しみに!

※ 参考資料「小平市三〇年史」平成6年3月15日 小平市発行

小平商工会のページ

JA東京むさしのページ

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written by 鈴木マナ

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